時間を短くする工夫。
2009年 12月 03日
本日は雑誌の編集部に伺って、編集者の方と一時間ほど歓談をしてきました。
その編集部では料理や建築に関する雑誌を多く扱っており、大抵撮影者と執筆者の二人が一組となって取材し、記事を作り上げていくとのこと。
掲載されている写真はどれも被写体の特徴をうまく捉えていて、光の使い方にも感心しました。
ところが、雑誌取材という性格上、一件あたりの取材時間はそれほど長くなく、多くの場合は1時間~1時間30分程度であるということでした。その間に撮影内容を決定し、実際に撮影することになります。
撮影者の技量が求められる撮影現場ですね。そのため、各々の撮影者は自らの得意分野を持ち、短期間で高品位な写真を撮る方法を蓄積しているそうです。
実は同じような状況を先日日曜日にも体験しました。こちらは数十組のきもの姿の女性を短期間で次々に撮影していくといった内容でしたが、決して手抜きしたり、ベルトコンベア式に同じような撮り方でどんどん撮っていくのではなく、被写体となる方の表情や着物の柄に合わせて、撮影の方法を微調整していくのです。その判断力の早さと、撮影技法の奥深さに驚きました。
撮影は時間をかけるのが当然で、一回あたりの撮影時間が短い仕事は程度が低いと考えられがちですが、時間を少しでも短縮しようとする撮影こそ、相当の経験と見識の深さが求められるようです。
「時間短縮」と「技術向上」のどちらかを取ることは簡単ですが、両方を取るためにはどうしたら良いのか?と考え続けることで、新たな革新的な発想が出てくるのでしょう。こうした考え方は、撮影に限らず、もちろん他の仕事でも応用できそうですね。
その編集部では料理や建築に関する雑誌を多く扱っており、大抵撮影者と執筆者の二人が一組となって取材し、記事を作り上げていくとのこと。
掲載されている写真はどれも被写体の特徴をうまく捉えていて、光の使い方にも感心しました。
ところが、雑誌取材という性格上、一件あたりの取材時間はそれほど長くなく、多くの場合は1時間~1時間30分程度であるということでした。その間に撮影内容を決定し、実際に撮影することになります。
撮影者の技量が求められる撮影現場ですね。そのため、各々の撮影者は自らの得意分野を持ち、短期間で高品位な写真を撮る方法を蓄積しているそうです。
実は同じような状況を先日日曜日にも体験しました。こちらは数十組のきもの姿の女性を短期間で次々に撮影していくといった内容でしたが、決して手抜きしたり、ベルトコンベア式に同じような撮り方でどんどん撮っていくのではなく、被写体となる方の表情や着物の柄に合わせて、撮影の方法を微調整していくのです。その判断力の早さと、撮影技法の奥深さに驚きました。
撮影は時間をかけるのが当然で、一回あたりの撮影時間が短い仕事は程度が低いと考えられがちですが、時間を少しでも短縮しようとする撮影こそ、相当の経験と見識の深さが求められるようです。
「時間短縮」と「技術向上」のどちらかを取ることは簡単ですが、両方を取るためにはどうしたら良いのか?と考え続けることで、新たな革新的な発想が出てくるのでしょう。こうした考え方は、撮影に限らず、もちろん他の仕事でも応用できそうですね。
by okphex
| 2009-12-03 16:24
| News-そのほか