朝の演出。
2009年 09月 22日
本日は一日中、わが家をスタジオにしての料理撮影を行いました。
先日予告したとおり、依頼主はお肉屋さんのため、内容はほぼ100%肉の撮影でした。
夕方まではガレージを利用してバーベキューの肉をアップや網全体を入れて撮影しました。全身も機材も、肉の脂と煙の臭いにまみれてしまいました…。
夜は室内で肉の料理写真撮影です。
こちらはローストビーフが主体のため、調理の必要も少なく、撮影は順調に進行しました。ところが最後の一カットで大きな問題が…。朝のテーブルをイメージして料理や食器を用意したのはよいのですが、既に日が暮れているため、外は真っ暗でどう考えても朝の食卓に見えないのです。
そこで一計を案じて、スタジオ撮影用のボックスライトを準備。それを完全に画面に入れ込んで、背景を露出オーバーとすると共に、被写体に光を回り込ませて、まるで朝の窓辺のような雰囲気を創り出したのです。
よく映画では、真っ昼間にわざと露出を絞り込んで、夜のような雰囲気を演出することを「アメリカの夜」といいますが、今回はまるで「広島の朝」ですね。
予想外の出来映えにお客様も驚いていました。
他にも改めて学んだ撮影方法の成果が詰まった仕事でした。またおいおい報告しますね。
先日予告したとおり、依頼主はお肉屋さんのため、内容はほぼ100%肉の撮影でした。
夕方まではガレージを利用してバーベキューの肉をアップや網全体を入れて撮影しました。全身も機材も、肉の脂と煙の臭いにまみれてしまいました…。
夜は室内で肉の料理写真撮影です。
こちらはローストビーフが主体のため、調理の必要も少なく、撮影は順調に進行しました。ところが最後の一カットで大きな問題が…。朝のテーブルをイメージして料理や食器を用意したのはよいのですが、既に日が暮れているため、外は真っ暗でどう考えても朝の食卓に見えないのです。
そこで一計を案じて、スタジオ撮影用のボックスライトを準備。それを完全に画面に入れ込んで、背景を露出オーバーとすると共に、被写体に光を回り込ませて、まるで朝の窓辺のような雰囲気を創り出したのです。
よく映画では、真っ昼間にわざと露出を絞り込んで、夜のような雰囲気を演出することを「アメリカの夜」といいますが、今回はまるで「広島の朝」ですね。
予想外の出来映えにお客様も驚いていました。
他にも改めて学んだ撮影方法の成果が詰まった仕事でした。またおいおい報告しますね。
by okphex
| 2009-09-22 23:50
| News-そのほか