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by okphex
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■写真ニュース07/03/01 [ソニー・サイバーショット|コシナ、フォクトレンダー]

今回は、デジタルカメラの新製品と、アナログカメラの新製品の情報についてお知らせします。

ソニー、ハイビジョン静止画出力対応の新「サイバーショット」4機種などを国内発表
昨日は、米国でサイバーショットの新機種が発表されたことをお伝えしました。それからほとんど時間を置かず、日本国内での発表につながりました。ソニーの意気込みが伝わってくるようです。

ソニーが発表した新製品は、光学5倍ズームを搭載した「DSC-T100」、ツートーンフェイスデザインの「DSC-T20」、Wシリーズではじめて「光学式手ブレ補正」機能と「高感度ISO3200」を搭載した「DSC-W80」、光学15倍ズームを搭載した一眼レフタイプの「DSC-H7」に加え、ハイビジョン静止画出力対応プリンターキット「DSC-W80HDPR」です。

それぞれのデジタルカメラに共通した機能としては、水平1920画素×垂直1080画素のハイビジョン静止画出力対応していること、撮影した写真を音楽やエフェクトに合わせて自動再生できる「音フォト」(音楽つきスライドショー機能)、ソニー独自の顔検出機能「顔キメ」を搭載していることなどです。

ユーザーの立場から考えると、ハイビジョン静止画対応や、「音フォト」機能など、単なる本体機能の向上だけではなく、さまざまな写真表現の可能性や、写真を撮る楽しさの幅を広げてくれる期待が持てます。手軽に使えるコンパクトカメラから、本格的な撮影に対応した一眼レフタイプまで用意されているのも、自分に見合った製品を選ぶことかできるからうれしいですね。


コシナ、フォクトレンダー「BESSA R4M」「BESSA R4A」を発表
これらのカメラはフィルム式で、撮影者自身の意図に応じた操作に重点を置いています。シャッターを押す以外の、ほとんどの操作が自動化したデジタルカメラとは一線を画しています。

「R4M」は機械式のシャッターを採用するなど、あくまでも撮影者の操作と道具としての信頼性を追求したカメラです。

また、「R4A」は、「R4M」に絞り優先をオート機能搭載したもので、露出をカメラに任せることで、より気軽な撮影を楽しむことができます。
価格はいずれも98,000円で、3月発売予定です。

「精密機械」や「小型コンピュータ」と化した現在のカメラは、確かに便利だけど、なんだかカメラを使っているよりも、自分自身がカメラに使われているといった感覚を抱くことがあります。ところが「BESSA」シリーズは、クラシックカメラを思い起こさせるような外観と、ピントやフイルムの巻き上げを撮影者の操作に任せることで、「道具」としてのカメラの楽しさを改めて思い起こさせてくれます。

こういったカメラの原点を追求した製品は、これからも継続して生産され続けてほしいですね。現在の写真の潮流には合わないかもしれないけれども。




本日が卒業式という学校は多いでしょうね。
これからさらに進学する人や、社会に羽ばたく人など、卒業する人たちの、これからの進路はそれぞれでしょうが、人生の新たな舞台でも、さらなる活躍を期待しています!

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ありがとうございました。
by okphex | 2007-03-01 05:21 | カメラ・写真情報