名フィルムの終焉
2007年 02月 16日
BPnetフォトレポート「さよなら、僕のコダクローム」より。
短いけど、なかなか考えさせられるエッセイです。筆者の三井公一氏は写真家として活躍している方で、コダック社製ポジフィルム「コダクローム」の日本市場での販売終了について書いています。
「コダクローム」といえば、名フィルムの代表として長い歴史を持ち、多くの写真家がこのフィルムを名機に詰めて、多くの傑作を撮影してきました。このフィルムの独特の発色の秘訣は、特殊な現像処理にありましたが、その複雑な作業工程は仕上がり時間の長さにも繋がり、使用する人を選ぶフィルムでもありました。
そして写真の世界が急激にデジタル化へ移行する時代の潮流を受けて、ついに日本市場では在庫販売のみということになりました。そのため、多くの愛好家が在庫の確保に走り、現在急激にそのパッケージは店頭から消えつつあります。
僕自身はフジフイルムの「プロビア」を使うことが多くて、「コダクローム」を使う機会はあまりなかったのですが、たまに使用したときはその発色や粒状性に感動したものです。フィルムとしてのコダクロームは姿を消していくのでしょうが、デジタル時代にもその技術や色合いは遺産として継承されていって欲しいものです。
<付記>
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ありがとうございました。
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「コダクローム」といえば、名フィルムの代表として長い歴史を持ち、多くの写真家がこのフィルムを名機に詰めて、多くの傑作を撮影してきました。このフィルムの独特の発色の秘訣は、特殊な現像処理にありましたが、その複雑な作業工程は仕上がり時間の長さにも繋がり、使用する人を選ぶフィルムでもありました。
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僕自身はフジフイルムの「プロビア」を使うことが多くて、「コダクローム」を使う機会はあまりなかったのですが、たまに使用したときはその発色や粒状性に感動したものです。フィルムとしてのコダクロームは姿を消していくのでしょうが、デジタル時代にもその技術や色合いは遺産として継承されていって欲しいものです。
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ありがとうございました。
by okphex
| 2007-02-16 14:05
| カメラ・写真情報