■写真ニュース06/10/18 [オリンパス・μ725SW|キヤノン・SELPHY ES1]
2006年 10月 18日
今回はオリンパスの新型デジタルカメラと、キヤノンのコンパクトフォトプリンターの新製品についてお知らせします。オリンパスのデジタルカメラは、水中など、多彩な撮影が可能です。また、キヤノンのフォトプリンターはコンパクトな構造で、プリントの手間も大幅に改善しています。
○オリンパス、防水・防塵・耐衝撃対応のコンパクトデジタルカメラ「μ725SW」を発表 このデジタルカメラは、現行の「μ720SW」の後継機です。コンパクトデジタルカメラとしては初めて、防水ケース無しで水深5mまでの水中撮影に対応している点が大きな特徴です。その理由は、本体の防水構造や、レンズ表面の撥水コート加工によるものです。11月下旬発売予定です。
○キヤノン、"SELPHY ES"シリーズ第一弾の昇華型コンパクトフォトプリンター「SELPHY ES1」を発表 このプリンターは、小型昇華型プリンターの"SELPHY ES"シリーズの最初の機種です。インクと用紙を一つのカートリッジ「Easy Photo Pack」に納めることで、消耗品の交換を簡略化しています。L判プリントを約61秒で出力し、一枚あたりのコストは約26.3円です。11月中旬発売予定です。
写真の情報とは直接には関係ないのですが、最近、『私は三年間老人だった』(朝日出版社)という本を読みました。この本は、後にユニバーサルデザインの提唱役となる工業デザイナーの体験をつづった本です。彼女は、若い頃に自分が老人の生活を理解するために、85歳の老人に扮しました。そして三年間、若い自分と年老いた自分の二つの人格を横断する中で、様々な体験をし、ユニバーサルデザインに繋がる着想を得たという内容です。人に優しいデザインとは何か?年を取るとはどういうことか?現代社会に生きる人々は、果たして老齢の人々に、どのように接しているのか?など、考えさせられることの多い本です。
<付記>
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ありがとうございました。
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by okphex
| 2006-10-18 18:46
| カメラ・写真情報