■写真ニュース06/08/22 [Zeiss Ikon SW]
2006年 08月 22日
コシナから興味深いカメラが発表されました。このカメラは35ミリフィルムカメラで、「遊撃手」のキャッチフレーズが示す通り、ピント合わせに縛られない、より自由なスナップ撮影を行うために作られました。9月下旬発売予定で、予想小売り価格はピッタリ100,000円です。
○コシナ、「Zeiss Ikon SW」発表 このカメラは、T*ZMマウントレンズのフィルムカメラです。最大の特徴は、カメラ本体にファインダーを備えていないことです。ファインダーはレンズの画角に対応したものをホットシューに取り付けて撮影します。つまり、厳密にピントを合わせた写真よりも、ワイドレンズの被写界深度を活かした写真を撮影することに主眼がおかれています。
○コシナ、Zeiss Ikon専用カメラケースとサイドグリップを発表 この二つの製品は、上記の「Zeiss Ikon SW」と同時に発表されました。撮影者が「SW」をより便利に使うための関連製品です。カメラケースは本革製のセミハードケース、そしてサイドグリップは「SW」と現行機である「Zeiss Ikon」の両方のカメラに用いることができるものです。いずれも9月下旬発売予定です。
「SW」は、スナップ撮影の楽しみを思い出させるようなカメラですね。ところで、第二次世界大戦頃に活躍した二人の写真家の訃報が届きました。ジョー・ローゼンソール氏は、太平洋戦争での硫黄島の激戦を制したアメリカ軍の兵士達が、摺鉢山の頂上に星条旗を立てようとする有名な写真を撮影した報道写真家です。
もう一人は、マスミ・ハヤシ氏という写真家です。彼は1945年にアリゾナ州の日本人強制収容所で生まれた日系人で、自らが生まれ育った強制収容所に関する写真作品で有名です。彼は自宅近くで射殺された、と報じられていますが、詳細は不明です。
<付記>
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「SW」は、スナップ撮影の楽しみを思い出させるようなカメラですね。ところで、第二次世界大戦頃に活躍した二人の写真家の訃報が届きました。ジョー・ローゼンソール氏は、太平洋戦争での硫黄島の激戦を制したアメリカ軍の兵士達が、摺鉢山の頂上に星条旗を立てようとする有名な写真を撮影した報道写真家です。
もう一人は、マスミ・ハヤシ氏という写真家です。彼は1945年にアリゾナ州の日本人強制収容所で生まれた日系人で、自らが生まれ育った強制収容所に関する写真作品で有名です。彼は自宅近くで射殺された、と報じられていますが、詳細は不明です。
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by okphex
| 2006-08-22 05:02
| カメラ・写真情報