■写真ニュース06/04/14 [「二つの山 畠山直哉 バルタザール・ブルクハルト」]
2006年 04月 14日
畠山直哉展:2006年6月2日(金)~7月30日(日)。
日本とスイス、2つの国の風景写真家が、お互いの国を訪問して、山のある風景を撮影した個展です。
両方の地域の風景の違いを比較することも面白そうですが、何よりも自然をどのように捉えるのか、その両者の目線の違いについてもぜひ知りたいですね。
東京工芸大学が所蔵するコレクションの内、20世紀初期から中期にかけて活躍した、ヨーロッパの代表的な写真家の作品を展示します。展示作家は以下の12名です。
ウジェーヌ・アジェ
ブラッサイ
ビル・ブラント
ウィリー・ロニ
ロベール・ドアノー
ジゼル・フロイント
エドワール・ブーバ
エド・ヴァン・デル・エルスケン
マリオ・ジャコメリ
ジャンルー・シーフ
ルシアン・クレルグ
アルベルト・チョメール
彼らの中では、僕は個人的に、ロベール・ドアノーの作品が大好きなので、どんな作品が展示されるのか楽しみです!
このブログには書かなかったのですが、僕が以前知って面白いと思ったニュースに、最近続報がありました。
白神迷子騒ぎ:シンガポール人が探す武道家「自分では?」
このニュースについて知らない方にちょっと解説しますと、シンガポールの武術家が、亡くなる際に家族に告げた秘伝書の行方を捜して、その武道家一族が日本を訪れるというものです。
何だか武術映画や漫画のような展開ですが、事の発端となったシンガポールの武道家は、若い頃日本人武道家の指導を受け、その際日本の地名や秘伝書のことについて聞いたということです。
その後、彼が年老いた頃には、彼の開いた道場を継ぐ者もおらず、自らの学んだ技法が消滅するかも知れないことに、彼はとても心を痛めていたということです。
彼が亡くなる間際に家族に遺した言葉は、相馬村(現弘前市)という日本の地名と、そこに住んでいるという、若き日の彼が技を学んだ武道家より秘伝書を授かり、技を継承するように、というものでした。
この家族は彼の遺言を受けて、本当に来日し、弘前市にて武道家を探し始めました。
しかし、慣れない日本での探索のため、一行はすぐに山中で迷子になってしまい、救出騒動にまで発展しました。
しかし、この騒ぎを聞きつけたある中国拳法家が、「その武道家とは自分のことではないか?」と名乗りを上げ、そして家族との証言が一致したため、ようやく一行は念願の武道家に出会うことができました。
二転三転する、映画のような展開にちょっと笑ってしまいましたが、無事探していた武道家に出会えて良かったですねー。
僕はその日本の武道家を、「ベストキッド」のミヤギ老人のような風貌と勝手に想像していたんですが、実際にはもっと恰幅の良さそうな方でしたね。
しかし、若き日の修行時代に撮影したという修練の写真は、なかなかカッコいいです!
結局、肝心の「秘伝書」は、本当に秘伝なので、公開や譲渡はできないということでした…。うーん、残念。日本にまで来た武道一家の熱意に免じてせめて一読させて上げるといいのに、と思ってしまいますね。
しかし、それほどの秘伝って、一体どんな技なのか気になります…。記事によると、「気功をベースに関節を外す技」だそうです。
次は、この秘伝書を狙って突然登場した闇の武道集団と闘うために、日本の武術家・シンガポールの武道一家が団結して争奪戦を繰り広げる、という続報が入ることを期待します!
<付記>
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ありがとうございました。
by okphex
| 2006-04-14 05:51
| News-写真展