■写真ニュース05/10/20 [写真展情報-「庭園植物記展」「OFF WAR 戦争のないロバート・キャパ」]
2005年 10月 20日
絵画や写真など様々な表現方法を通して、植物を題材とした日本の美術表現の歩みを展示しています。展示の全体は5つのカテゴリーに分けられていますが、写真の分野では現在の写真界の第一人者達が参加して、様々な表現方法を競っています。
なお、この展覧会に合わせて、美術館の庭園では「変化朝顔」という珍しい朝顔が展示されているそうです。なかなか粋な演出ですね!
ロバート・キャパといえば、戦争写真家として、また写真家集団マグナムの創設者として、写真史に残る偉大な足跡を残した、いまさら説明の必要のないほど知れ渡った写真家ですね。今回の作品展は、既に過去に幾度も開催されてた彼の作品展の一つのように映ります。
しかし、本作品展が目を引くのは、全体を構成する三部のテーマの中でも、作品展の題名ともなっている、第二部での戦争写真以外の彼の作品に注目している事でしょうね。戦争カメラマンとしてのキャパの側面に大きく焦点を当てたこれまでの作品展とはちょっと変わった視角からキャパの作品を捉えています。
現在カリブ海を北上中のハリケーン「ウィルマ」が観測史上最強のハリケーンに発達したようです。このハリケーンの中心気圧は882hPa(現在はさらに変化しているかも)と観測されています。僕自身は恥ずかしながら気象に関する知識が非常に乏しいので、一体どの位強烈なものなのか正確な説明は出来ないません。
しかし、これまで報道された、アメリカを襲った超巨大ハリケーンの映像や、被った被害状況からしても、その威力が実感できますね。都市を一つ壊滅させる程のハリケーンの威力をまざまざと見せつけられた今となっては、今回のハリケーンが無事過ぎ去ってくれる事を祈るより他ありません。
それにしても、何度「超巨大」なハリケーンが発生すれば収まるんでしょうね。僕には自然の複雑な構造は到底理解できませんが、やはり、昨今の異常気象の連発には、長年の人為的な要因が大きく関わっている事は間違いなさそうに思えます。
ハリケーン「ウィルマ」の記事や、衛生写真はこちらで見ることができます[NOAA Home Page"NOAA UPGRADES WILMA TO A HURRICANE 2005 Season Sets Additional Records"<英文>]。その巨大さには、唖然とさせられますね…。日本に上陸する台風も、近年巨大化していますが、ハリケーンの規模はさらに圧倒的である事が良く分かります。
<付記>
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by okphex
| 2005-10-20 05:31
| カメラ・写真情報