写真関連のニュースと写真ギャラリー,そして文化人類学に関する記事を掲載しています。


by okphex
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<   2010年 07月 ( 31 )   > この月の画像一覧

パナソニックは、子会社であるパナソニック電工と三洋電機の株式交換買い付けを行い、2012年4月をめどに完全子会社化することになりました。
パナソニックは自社ブランドである「Panasonic」の統合を進めているため、「SANYO」ブランドは基本的に消滅することになります。
三洋電機の製品は身の回りにたくさんあるし、独創性のある製品作りが好きで個人的に気に入っているブランドだったので、残念なニュースです。
それにしても、三洋電機はすでにパナソニックの子会社だったんですねー。知らなかった…。
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by okphex | 2010-07-31 23:23 | カメラ・写真情報

手書きのiPad?

アップル社の「iPad」は随分売れているようですね。とはいっても、僕の周辺では、まだ実際に使っている方に出会ったことはないのですが…。

iPadのソフトの中には、まるで手書きのメモパッドのように自由にメモできるものもあるとのこと。しかし、Notepodは、まさにそのまんま鉛筆などで書きこみができるデバイスです。

これは何かと言うと、外観をiPadにそっくり似せた、メモパッドなのだそうです。なるほど、これなら確かに故障の心配もバッテリーの問題も生じませんね。

僕自身は、普段のメモは手書きを重視しているので、むしろNotepodの方に惹かれますね。実際のところ、iPadのサイズのノートは、見開きで使うと、書き込みにちょうど良い大きさみたいです。

100ページで19.95ドル(約1700円)ですが、使ってみる価値はあるかも!?
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by okphex | 2010-07-30 23:58 | カメラ・写真情報
パナソニックが発表した3D撮影に対応したビデオカメラは、「TM750」と「TM650」という機種で、カメラ本体に「3Dコンバージョンレンズ」を装着することで、3Dムービー撮影が可能となります。

「TM750」と「TM650」の主な違いは、内蔵しているメモリーの容量で、「TM750」は96GB、「TM650」は64GBを搭載しています(レンズは35~420mm相当の12倍ズーム。センサーは1/4.1型305万画素の3MOSタイプ)。

価格はかなり手の届きやすい範囲に設定されており、「TM750」が16万円前後、「TM650」が13万円前後、「3Dコンバージョンレンズ」が4万円弱ということです。
パナソニックは8月下旬発売を予定しています。秋の結婚式シーズンには、多くの方が3Dで結婚式や披露宴を撮影する状況になっているかも知れませんね。
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by okphex | 2010-07-29 09:06 | カメラ・写真情報

フィリピンの選挙制度。

本日はフィリピン研究の報告会に参加してきました。

論題は先日の大統領選に関することで、特にパーティーリスト(Party List)という、日本の比例選挙に似た制度の内容とその効果について論じていました。

選挙制度は僕自身関心があるないようだったのですが、これまであまり集中して勉強することがなかったので、大変面白い発表でした。

今回の大統領選挙は、不正防止と迅速な集計のために、初めて本格的に電子投票を導入しました。ところが、フィリピンでは国政選挙から地方の町長まで、複数の規模の選挙を一挙に行うため、これまでもなかなか記入が大変だったようなのです。それが、今回の電子投票から、投票方式が記名式から選択式になったために、一つの選挙用紙に膨大な数の候補者が記載されることになりました。その結果として 、今回の投票用紙は、スケッチブックの画用紙のような巨大なものとなりました。

それを、投票者自身がファックスのような投票機にかけるのですが、巨大なシートを挿入する際にトラブルが続発したそうです。それで、見るに見かねた係員や他の投票者が、シートの挿入を助ける場面が続出しました。候補者の氏名が丸見えになった状態で…。これじゃあ秘密選挙の意味がほとんどないですね。

以前の選挙では、投票用紙に書かれた紙を係員が一枚一枚読み上げて、それを壁に書き出していました。それを選挙監視人や見物人が、意図的な候補者の読み替えなどの不正が起きないかどうか確認していたのだそうです。人海戦術の、極めてアナログな手法ですが、却ってこの方法の方が投票の信頼性は高いかも知れませんね。
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by okphex | 2010-07-28 23:09 | 人類学・人文科学
今回の網走・知床半島視察では、短時間ではありましたが、実に様々な場所を訪れました。
中でも、屈斜路湖近くの「さくらの滝」は、ちょっと別の場所とは違った意味で印象に残りました。
この滝は、高低差がそれほどなく、せいぜい1m程です。そこの何がすごいかというと、この高低差をものともせず上流に移動しようとして、桜鱒が飛び跳ねている光景を見ることができるのです。
初めてこの場所を訪れた僕は、桜鱒の果敢な姿に心打たれました。
この滝は決して目立つような場所でも、壮大な景観を眺めることができる場所でもありませんが、なかなかお薦めできる場所です。特に動物写真を撮りたいと思っている人には、絶好の練習場所と言えるでしょう。
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by okphex | 2010-07-27 00:38 | 撮影ガイド
26日は北海道滞在最終日です。
2泊3日と大変な強行スケジュールでしたが、天候や人の出会いに恵まれて、
大変有意義な時間を過ごすことができました。
改めて感謝です。
僕と到着時期が重なった、網走に寄港した護衛艦「しまかぜ」は、
帰りも僕と一緒でした。
これからどこに行くのでしょう?

しかし、近くの漁船と比較して見ると、護衛艦がいかに巨大なのか分かりますねー。
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by okphex | 2010-07-26 23:01 | ギャラリー
25日の網走は午前中から徐々に天候が回復し始め、午後にはすっかり晴れ上がりました。
当日の予定は知床半島の訪問だったため、絶好の晴天の元、知床の大自然を堪能しました。

僕は小学校の頃、知床半島を開発から守るための「百平方メートル運動」に参加したことがあり、知床半島には縁があります。
この運動は、一人8,000円程度の寄付金を出して、知床半島の土地を100平方メートルずつ買い上げて行くというものでした。無事目標としていた土地の買い上げは完了し、現在は「保護から維持へ」と、活動の内容が変化しています。

運動の参加者の氏名は、買い上げた土地と資料館に掲示されていると言うことで、いつか行きたいなーと思っていました。そこで視察の合間に資料館に行ってみました。正直言って昔のことだから、僕の名前はないかも…、と思っていました。そのため、都道府県毎に整然と並べられた寄付者のネームプレートの中に、僕の名前を見つけた時は感ひとしおでした。

その後知床五湖と呼ばれる五つある湖の散策コースを巡ろうとしたら、ちょうどヒグマの目撃情報があったため、一部の遊歩道以外は立ち入りが禁止となっていました。そのため今回は、一湖と呼ばれる湖の周辺のみの散策となりました。しかし、ゆっくりと連峰の雄大な眺めや鹿の親子の戯れを楽しむ事ができたので、結果的にはとても良かったです。

知床半島を訪問される方は、気象情報と同時にヒグマ出現情報も注意しておくことをお薦めします。

なお写真は、一湖から見た知床連峰と、狐の親子、そして日没直前に眺めた国後島の姿です。
国後島は霧がかかっている場合が多く、なかなか全容をはっきりと確認することができないそうです。この写真が撮れて本当に幸運でした。
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by okphex | 2010-07-25 23:13 | ギャラリー
24日は、初めて北海道の土を踏みました。到着したのは、東北海道の網走市近くの女満別空港です。そこから南へ、屈斜路湖や摩周湖周辺を巡ってきました。
この日はあいにくの雨で、摩周湖は「霧の摩周湖」どころか、ほぼ視界ゼロの濃い霧が立ちこめ、摩周湖を全く拝むことはできませんでした。しかし、言い伝えによると初めて摩周湖を訪れた時にその全景を見てしまうと、男性は3年出世が遅れるそうで、不幸中の幸いだったのかも知れません。

夕刻網走市内に戻ると、オホーツク海沿いの「流氷街道網走」という道の駅で、「第二回あばしり道の駅夕市まつり」が開催されていました。
この日予定していた花火大会は、やはり雨のため延期になっていたのですが、会場中心部では、かがり火とアイヌの伝統衣装を身につけた女性達が輪になって踊っていました。この踊りはオロチョンの火祭りと呼ばれ、地元のアイヌが、祭の際にこの踊りを舞い、神に祈りを捧げたのだということです。
暫く見学していましたが、途中から見物の人もぜひ踊りの輪に加わって下さい、とのアナウンスがありました。
勿論踊りの輪に加わりました!その時竹を短く切って装飾を加えた二つの道具を手渡されたのですが、これは御守りになるそうで、踊りが終わったあとは記念品として頂きました。

なかなか盛りだくさんの北海道初日でした。25日は、網走を東に移動して、知床半島縦断を試みる予定です。
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by okphex | 2010-07-24 23:55 | ギャラリー
ここ数日来、先日参加した大阪のフィリピン研究会で知り合いになった男性とメールの遣り取りをしています。
彼と僕は研究内容が全く異なるのですが、なぜか話題が合うのです。

僕がフィリピンの棒術を研究していると話をしたら、「偶然だねー。僕の友人がフィリピン武術の武具のオンラインショップを経営しているよー。
との返事と共に、その友人のホームページのURLが送られてきました。

早速チェックして、大変驚きました。そのお店に武具を卸している武具の職人さんは、僕がフィリピンで何度もお邪魔させて頂いている方だったのです。

すぐにその旨伝えたら、「世の中には偶然があるもんだねー!」と相手も驚いていました。

フィリピン語で"Maliit talaga ang Mundo."というフレーズは、日本語の「世間は狭い」という意味合いで使われますが、この言葉を実感した出来事でした!
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by okphex | 2010-07-23 22:27 | 人類学・人文科学
現在、読書会のテキストとして、フランスの哲学者、フーコーの講義録の中から、「全体的なものと個的なもの」を読んでいます。

国家による統治を正当化する論理がどのように練り上げられてきたのかについて、フーコーは強い関心を持ち続けてきました。特に「生権力」、つまり国民を処罰や統制によって管理するのではなく、国家の構成員として「正しく」生きる方向に作動する権力のあり方を提示したことは、彼の大きな仕事の一つであると言えます。

このテキストは、近代国家が「生権力」に向かう、その基盤を探ろうとする試みのようです(いまいち読解に自信がない…)。

ここで採り上げられている中心的な概念の一つは、「牧人」という考え方です。つまり、キリスト教の考え方では、民衆を統治する立場の者は、集団全体をまとめ上げるだけでなく、まるで羊飼いや牧童が一頭一頭の牛や羊の世話をするように、目を配らなければならないとしています。こうした「牧人的統制」が、近代国家の、”ゆりかごから墓場まで”(少なくとも理念的には)国民の生活に配慮するという国家理念に受け継がれている、と指摘している(と思います)。

今回のテキストは邦文で60ページほどとコンパクトですが、これまで大学内でフーコーの読書会を継続して行ってきたこともあり、どのような議論に発展するか楽しみです。

僕自身はまだまだ勉強が足りないので、議論に取り残されないように、さらに読み返さなければならないのですが…。
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by okphex | 2010-07-22 23:07 | 書籍