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写真関連のニュースと写真ギャラリー,そして文化人類学に関する記事を掲載しています。


by okphex
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本日、NPO法人のICAN(アイキャン)事務局から電話を頂きました。

4月に広島市内で活動報告会を行うので、良かったらご出席ください、とのこと。

ICANは、正式名称を「アジア日本相互支援交流センター」といい、アジア、特にフィリピンにおいて貧困に苦しむ子供達を支援することを主な目的として設立された団体です。
昨年(2009年)、マニラを襲った台風被害の義援金を、この団体経由で送付したことから、以降も機関誌の送付など継続して連絡を頂いていました。

4月4日(日)と、10日(土)の二日間に分けて、報告会が行われるそうです。
フィリピンの現状や、NPO活動の展開をお知りになりたい方は、ぜひ。
詳細はICAN事務局info@ican.or.jpまでお問い合わせください。
僕も10日(土)の報告会に出席する予定です。
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by okphex | 2010-03-31 20:23 | 人類学・人文科学
Mirror to Window/ works from 'Stems and Self portraits'-
2010年6月25日(火)まで
開催日:毎週水、木、金曜日 10:00am~16:00pm(4月8日、5月27日は休廊)
会場:空蓮房(長応院)(東京都台東区)

会場となっている「空蓮房」は、東京にある浄土宗のお寺の一角にある、小さなギャラリーです。
このお寺の住職であり、ニューヨークで写真を学んだ経験を持つ谷口昌良氏が設立しました。
これまでも、仏教と芸術を結びつける様々な展覧会やイベントを開催してきたそうです。
今回作品を展示するフリードランダーは、初期の頃からセルフポートレートにこだわり続けてきました。
セルフポートレートを通じて自己の内面を探求しようとする彼のしせいは、彼が病を患ってからmすます顕著になっていたそうです。
谷口氏はそんな彼の姿勢に、「禅」の精神を見出したといいます。
果たしてフリードランダー氏の内面世界の探求が、どのような形で表現されているのか。写真愛好家だけでなく、仏教思想に興味を持っている人にもお薦めしたい展覧会です。
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by okphex | 2010-03-30 21:10
本日は引き続き『文化移民』を購読しました。
うーむ、著者は「日本人」の「普通の女性」の生き方というものを前提として設定して、海外渡航を経験した「移民たち」の偏差の度合いを分析しようとしているのではないか、と感じて、徐々に興ざめし始めてしまいました。

一般的に流通している「日本人」や「普通」といった言葉や概念は、受け取り手の解釈でどうとでも受け取れるために、その定義や使用には十分な配慮があってしかるべきだと思うのですが。

著者は自らの観念の相対化にはあまり関心を払っていないようで、ちょっと物足りない点です。
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by okphex | 2010-03-29 23:47 | 人類学・人文科学

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by okphex | 2010-03-29 23:21 | 人類学・人文科学

想い出の要素。

本日は、普段から懇意にしているT写場さんに、ご依頼頂いた27日の挙式・披露宴撮影のデータを納品しました。普段の二倍近いショット数となってしまいました。この後控えているT写場さんの作業の苦労を思うと、申し訳ない限りです(いや、本当にすみません)

ショット数がこれ程までに増加してしまったのは、何も漫然とシャッターを切っていたから(それもあるだろうけど…)ではありません。祝宴の内容が、予想を超えて面白かったからなのです。
特に、生真面目に開宴の挨拶を暗記しようと奮闘している新郎の努力を尻目に、出席者全員が暴走気味だったのが印象的でした。

披露宴での友人によるアトラクションでは、力作のDVDを延々十数分上映した後で、DVDの出演者が乱入する演出があり、さらには「24時間テレビ」になぞらえた「サライ」の全員合唱など、一つの演出で並みのアトラクションの軽く3倍の時間を掛けていながら、段階的に盛り上がっていく熱狂ぶりでした(会場の演出係の方は、時間がずれ込む毎に3倍の速さで顔面が蒼白になっていきましたが。それでも完璧に進行を調整したプロ根性は素晴らしい)。

果ては閉式の辞での新郎の御尊父が、またしても洒脱な語りで場内を爆笑させつつ、閉式の辞を数分に亘って繰り広げるおまけ付き(九州男児である御尊父によると、「祝いの場こそ盛り上げないといけない」のだそうです)。なるほど、この父上あってこうした人的ネットワークが出現したのだ、と納得させられました。

結婚式・披露宴は、主役である新郎新婦の視点でカスタマイズする形式が主流のようですが、後々までに残る宴とは、実はいかに主役達が趣向を凝らした、(ある種予定調和的な)演出を施すかではなく、「ゲストがどれだけ場の盛り上げに荷担するか」で決定するのかも知れません。宴の本分である、既存の価値観の転倒を鮮やかに演出しつつ、全体としてはきちんと宴として纏まっている、そんな「先の読めなささ」こそが、宴の究極的な楽しみの一つなのでしょう。

楽しい撮影の機会を与えて下さったT写場と、ご両家の皆様方には感謝申し上げます。
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by okphex | 2010-03-28 21:21 | News-そのほか

『文化移民』

文化移民―越境する日本の若者とメディア

藤田 結子 / 新曜社

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ぱらぱらと眺めてから、暫く本棚にしまっておいた『文化移民』(藤田結子著)を手に取りました。
この本は、アメリカやイギリスのポピュラー文化に憧れて移動する日本の若者に対するインタビューと著者の分析で構成されています。

日本社会に居場所を見出せず、「自分らしい生き方」を見つけたいと考える日本の若者を、「文化の吸収」を目的とした一種の「移民(文化移民)」として位置付け、彼らの持つアメリカ、イギリス(調査対象者となった若者達にとって、「外国」とは、まず「アメリカ」であり、「ヨーロッパ」とは、具体的にはイギリス、フランスを指しており、それ以外の国や地域がイメージされることはほとんどない)に対するイメージ、そしてこうしたイメージがどのような経路を辿って形成されたのかを探ります。そして実際に現地に移り住んだ若者達の、イメージと現実のギャップに対する戸惑いを、インタビューを通じて明らかにしていきます。

本書のポイントの一つに、若者達は現実の日本社会に居場所が見出せず、新天地に旅だったはずなのに、その場所においては、却って「日本人」としての認識がより一層強化されている、という指摘があります。

著者は、調査対象となった若者達は、日本社会における生活の中では自らの「民族性」を認識する機会がほとんどなかったのとは対照的に、新天地において多民族、異文化に取り囲まれる中で、自らの出自や民族性を否が応でも実感せざるを得なかったのではないか、と指摘しています。

しかし、本書の1章で掲げられているように、彼らの持つ主観的な世界地図「イメージマップ」において、日本を地図の周辺に位置付けて認識していることからも、彼ら自身はもともと自らの民族性を相対化する術を持っていた可能性もあります。それを具体的な認識として言語化する手段に欠いていたが、海外渡航という経験を通じて、「民族性」を語ることができたのかも知れません。

内田樹氏が『日本辺境論』で指摘しているとおり、「日本人は自らの民族性を、自らの外部に”中心”を設定するという、”周縁性”からでしか認識できない」という思考回路があるとすれば、常に自らの立ち位置を相対的に判断する作業を反復していることを意味しているのかも知れません。

ただこうした思考回路は、「主体性の無さ」といった、ネガティブに捉えるべきものでは必ずしもなく、常に他者の存在を意識し、その関係性を探り続ける、という、コミュニケーション確立の基本条件として、むしろ肯定的に捉えても良いのではないかと思っています。
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by okphex | 2010-03-27 11:06 | 書籍
かねてより「アトリエ モン・ペシェ・ミニヲン」の沙琴さんという石膏ボード職人に依頼していた、我が社の表札のデザイン画が完成(なんと、今まで正式な表札なしに仕事していたのです)。
僕が依頼したとおり、横長の石膏ボードに、シンプルな書体と有機的な装飾文様が施されたデザインで、一目で気に入りました!
この表札のような、暖かみのある仕事ができればいいな-、と感じました。
完成して、取り付けが完了した暁には、表札をこのブログで公開したいですね。
どんな雰囲気かお知りになりたい方は、上記の「アトリエ モン・ペシェ・ミニヲン」のホームページをご覧下さい。
きっと沙琴さんの作風に惹かれますよ-。
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by okphex | 2010-03-26 22:15 | News-そのほか

天候の奇跡。

本日は、「CORSOゆかり屋」様との協働で参加した宮島でのイベント、「おひな様・お内裏様着付SHOW」の撮影を行って参りました。

これからご夫婦となられるお二人を、ひな祭りのお内裏様とお雛様になぞらえて、古式に則った十二単と衣冠束帯で着付けした上で厳島神社まで練り歩き、大鳥居の前で記念撮影…、という大変華やかな内容だったのですが、僕は朝から胸中が穏やかではありませんでした。それというのも、午前中から大粒の雨と冷たい風が吹きすさんでいて、とても厳島神社の境内で撮影できるような状況ではなかったからです。

不安を抱えたまま正午に宮島に上陸し、お二人の着付けの様子を撮影しました。その時吉報が。雨が小やみになって、曇天になったというのです。これなら、宮島桟橋前広場で行う予定だった、着付けのショーも予定通り開催できる!と、スタッフの方々の気合いが高まりました。

約30分の、桜の花で飾った花車で行なわれた着付けショーは多くの見物客を集めて無事終了。
このまま天候が持ってくれれば、曇天ではあっても、大鳥居を背景に、お二人の集合写真が撮れるかも…、と一縷の期待を抱いて厳島神社本殿に。ここでは、お二人が神社に参詣して、祝詞奏上を頂きます。

参拝が終わって境内に出てみると、なんだかさっきより眩しい…。なんと参詣の間に、空模様が打って変わって、青空となっていたのです。
この機を逃してなるものかと、すぐに毛せんを敷いて、大鳥居を背景に撮影。青空と大鳥居、そして十二単と衣冠束帯のお二人と、これ以上願ってもないような写真を撮影することができました!

しかも、撮影終了直後に再び空は雨模様に。天にも祝福されたとしか思えないようなお二人ですね。
これまでも天候に恵まれた撮影は多々ありますが、これほど劇的な状況は初めてです。本当に良い時に立ち会わせて頂きました。
a0005065_20182616.jpg

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by okphex | 2010-03-25 21:28 | ギャラリー
現在、イーモバイルのスマートフォン、「EMONSTER(S11HT)」を仕事に活用しています。
「PDIC」というソフトも入れて、英和・和英、フィリピン語の電子辞書としても使えるようにしたし、これでSkypeも使えると便利だな-、と思って、公式サイトからプログラムをダウンロードしようとしたところ、何度試しても上手くいきません。
よくよく確認してみると、Windows Mobile用Skypeは現在配布を停止しているとのこと。どうも新たなサービス提供のためだと言うことなんですが、結構Skypeを使ってみたかったため、がっかりしてしまいました。
これからWindows Mobile搭載のスマートフォンでSkypeを使ってみたいという方は注意しましょう。iPhoneやノキアのスマートフォンは通常通りSkypeが使えるようですね。
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by okphex | 2010-03-24 08:55 | カメラ・写真情報

カメラのリサイクル。

デジタル一眼レフを買いたい、しかし高くてなかなか踏ん切りが付かない…、という方にとっては、中古品の購入以外にも「整備済製品」を購入するという選択肢もでてきそうです。

ニコンは、初期不良品や返品商品を修理調整し、新品同様の品質を保証した、「整備済製品」の発売を開始しました。

「整備済製品」は、もちろん性能は新品と変わりませんが、その代わり多少の傷や汚れがある可能性もあります。いわばメーカー保証付きの中古品といった位置付けといえそうです。
こうした製品の性格上、新品よりも格安の値段で製品を購入することができます。例えば、D300は価格.comでも最低価格が20万円を超えますが、整備済製品であれば98,000円と、半額以下で購入することが可能です。

せっかく生み出されたカメラなのですから、ユーザーの方に愛用して頂きたいのが心情ですよね。
また資源の無用な廃棄を抑制するという面でも、利点が多そうです。
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by okphex | 2010-03-23 09:55 | カメラ・写真情報