下町。
2009年 08月 23日
本日は調査日程としては最終日に当たります。明日は台北経由で福岡に帰着します。最終日は、いつものルネタ公園での調査のあと、ケソン市というところにあるナバリチェスという町を訪問しました。マニラ首都圏内とはいっても、LRTという市内を縦貫する列車とジプニーという乗合バスを乗り継いで1時間以上かかる場所にあります。
この町にあるクリスチャン イン アクションという宗派の教会活動に誘われたのが訪問のきっかけです。
青少年が中心となった、音楽コンサートなどの教会活動もたいへん興味深いものでしたが、そこにいたるまでの道のりで見られた風景がまた印象に残るものでした。町は山の傾斜沿いに造られているため、教会のある最も奥まった場所に向かってはずっと上り坂が続いています。一つ一つの道幅は狭く、ジプニーでは通ることができず、専らトライシケルというサイドカーつきのバイクでの移動が人々の移動手段となっているようでした。そして夕暮れ時だったので、アスファルトではなく石とコンクリートで舗装された街路に子供たちやその親が出てきて、憩いの一時を楽しんでいました。また街路沿いには焼き鳥屋さんのような小さな商店が並んでいて、大人たちが軽食を楽しんでいました。なんだか、昔の台湾映画か、日本の古い田舎の光景のようで、初めて訪れたにもかかわらず、とても懐かしい感覚にとらわれました。
この町にあるクリスチャン イン アクションという宗派の教会活動に誘われたのが訪問のきっかけです。
青少年が中心となった、音楽コンサートなどの教会活動もたいへん興味深いものでしたが、そこにいたるまでの道のりで見られた風景がまた印象に残るものでした。町は山の傾斜沿いに造られているため、教会のある最も奥まった場所に向かってはずっと上り坂が続いています。一つ一つの道幅は狭く、ジプニーでは通ることができず、専らトライシケルというサイドカーつきのバイクでの移動が人々の移動手段となっているようでした。そして夕暮れ時だったので、アスファルトではなく石とコンクリートで舗装された街路に子供たちやその親が出てきて、憩いの一時を楽しんでいました。また街路沿いには焼き鳥屋さんのような小さな商店が並んでいて、大人たちが軽食を楽しんでいました。なんだか、昔の台湾映画か、日本の古い田舎の光景のようで、初めて訪れたにもかかわらず、とても懐かしい感覚にとらわれました。
by okphex
| 2009-08-23 23:02
| 人類学・人文科学