オバマ「大統領」で世界は変わる?
2008年 11月 04日
米大統領選の投票がいよいよ始まりました。事前の情勢通り、オバマ氏が優位に立っているようです。
CNNの最新の情勢
多分、よほどの事が起こらない限り、オバマ「大統領」の登場は既定路線のようですね。
そうなると関心は、今後の新大統領の舵取りに移ります。
「変化」を掲げるオバマ氏ですが、実際のところ、今回の大統領選の趨勢が世界情勢に大きな変動をもたらすのでしょうか?
個人的には、少なくとも就任当初は混乱した経済の立て直しや白人層の支持固めなど、国内の安定に費やされるのではないかと思っています。もちろん、「超大国」たるアメリカが、その影響力を駆使して世界を平和と安定に導いてくれるのであれば、是非とも歓迎したいところです。
しかし、ウォーラーステインなどの識者が指摘するように、今後アメリカが従来型の覇権主義的な影響力を行使し続けることは、疲弊した国力や市場経済に基づいた資本主義の限界を見せつけた世界的な市場の混乱を踏まえると、あまり現実的では無さそうです。
圧倒的な経済力と軍事力を、時には威圧の手段として用いることで世界を覆う影響力を誇示し続けてきたブッシュ大統領は、その絶頂でイラクにおける戦後処理の泥沼化、サブプライムローン問題に端を発した経済危機に見舞われることになりました。皮肉にも彼が最後の典型的な「アメリカ大統領」としてその役割を終えるかも知れませんね。
CNNの最新の情勢
多分、よほどの事が起こらない限り、オバマ「大統領」の登場は既定路線のようですね。
そうなると関心は、今後の新大統領の舵取りに移ります。
「変化」を掲げるオバマ氏ですが、実際のところ、今回の大統領選の趨勢が世界情勢に大きな変動をもたらすのでしょうか?
個人的には、少なくとも就任当初は混乱した経済の立て直しや白人層の支持固めなど、国内の安定に費やされるのではないかと思っています。もちろん、「超大国」たるアメリカが、その影響力を駆使して世界を平和と安定に導いてくれるのであれば、是非とも歓迎したいところです。
しかし、ウォーラーステインなどの識者が指摘するように、今後アメリカが従来型の覇権主義的な影響力を行使し続けることは、疲弊した国力や市場経済に基づいた資本主義の限界を見せつけた世界的な市場の混乱を踏まえると、あまり現実的では無さそうです。
圧倒的な経済力と軍事力を、時には威圧の手段として用いることで世界を覆う影響力を誇示し続けてきたブッシュ大統領は、その絶頂でイラクにおける戦後処理の泥沼化、サブプライムローン問題に端を発した経済危機に見舞われることになりました。皮肉にも彼が最後の典型的な「アメリカ大統領」としてその役割を終えるかも知れませんね。
by okphex
| 2008-11-04 23:58
| News-そのほか