■写真ニュース05/01/28
2005年 01月 28日
携帯電話端末とデジタルカメラの収益低迷が影響したようです。
コンパクトデジタルカメラ、デジタル一眼レフカメラ共に国内市場のトップシェアを確保しただけではなく、インクジェットプリンタ分野でも、「PIXUS iP4100」のヒットにより、国内トップシェアを8年ぶりに獲得しました。
今回は少し趣向を変えて、デジタルカメラ関連メーカーの業績発表を選んでみました。
花形産業とは言っても、企業により業績は大きく分かれ、市場の競争激化と寡占化が進んでいるようです。
そんな中、カメラ映像機器工業会(CIPA)が発表した、2004年のデジタルカメラ出荷台数実績と2005年の出荷台数予測は、国内市場の成長鈍化を示しています。
近年急激な拡大・成長を続けてきたデジタルカメラ市場は、今後成熟期に入ると予想されます。
メーカーにとっては限られた市場のシェアを奪い合う激しい競争となるかもしれませんが、ユーザーにとっては、他社との差別化のため、今後は性能の数値だけではない、製品の質的な向上の競争になるのでは、と期待できそうですね。
<付記>
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by okphex
| 2005-01-28 15:53
| カメラ・写真情報