映画「小説家を見つけたら」を見たら…、
2011年 02月 24日
昨日テレビで「小説家を見つけたら」という映画を観ました。
ガス・ヴァン・サント監督、ショーン・コネリー、ロブ・ブラウン主演
この映画は劇場公開時にも既に映画館で観ていたのですが、当時も今も、小説家の執筆の仕方や心構えに興味を持っていた僕自身は、今回久しぶりに見ても面白く鑑賞できました。
前回観た時と比較して、「おお」と思ったことは、日常的な執筆のあり方でした。ショーン・コネリー演じる老小説家は、「最初にタイプする時は何も考えるな。ひたすら書け。その代わり見直す時に頭を使え」と言っていました。これは奇しくも、現在僕が読んでいる村上春樹氏のインタビュー集で、彼自身が語っていた彼の執筆姿勢と重なり合うところがあり、妙に心打たれました。古今東西、ものを書くことを生活としている人は、執筆経験を積む中で自ずから姿勢や方法が似てくるものなのでしょうね。
僕も自分の研究についての論文を、上記のような著明な小説家とは比較にならない駄文で書き続けて、400日を超えました。書き上げた文章を日々読んでいると、ショーン・コネリー扮する小説家のように、感覚で見事な文章を書き上げることができるような境地に至るまで、まだまだ修行が必要そうだということを痛感します。
ガス・ヴァン・サント監督、ショーン・コネリー、ロブ・ブラウン主演
この映画は劇場公開時にも既に映画館で観ていたのですが、当時も今も、小説家の執筆の仕方や心構えに興味を持っていた僕自身は、今回久しぶりに見ても面白く鑑賞できました。
前回観た時と比較して、「おお」と思ったことは、日常的な執筆のあり方でした。ショーン・コネリー演じる老小説家は、「最初にタイプする時は何も考えるな。ひたすら書け。その代わり見直す時に頭を使え」と言っていました。これは奇しくも、現在僕が読んでいる村上春樹氏のインタビュー集で、彼自身が語っていた彼の執筆姿勢と重なり合うところがあり、妙に心打たれました。古今東西、ものを書くことを生活としている人は、執筆経験を積む中で自ずから姿勢や方法が似てくるものなのでしょうね。
僕も自分の研究についての論文を、上記のような著明な小説家とは比較にならない駄文で書き続けて、400日を超えました。書き上げた文章を日々読んでいると、ショーン・コネリー扮する小説家のように、感覚で見事な文章を書き上げることができるような境地に至るまで、まだまだ修行が必要そうだということを痛感します。
by okphex
| 2011-02-24 23:37
| 日々の文章